ランドセルについての疑問

ランドセルの価格や相場はいくら?平均購入金額と値段別おすすめブランドを紹介!

ランドセルの価格・相場は?

今のランドセルは、2、3万円台のお手頃価格のものから20万円超の高級モデルまであり、価格帯が非常に幅広くなっています。

ピンキリすぎていくら位のランドセルを購入すれば良いか迷いますよね…

そこで、以下について分かりやすく紹介します!

  • みんながどれ位の価格(相場)でランドセルを購入しているか
  • 金額による差にはどのようなものがあるか
  • 値段別のおすすめランドセルブランド

ランドセルの価格や相場を把握して、大事なランドセル選びを成功させましょう!

厳選ランドセルを紹介中の「本当におすすめのランドセル」もぜひご覧ください!

ランドセルの購入価格:6.5万円以上が最多

購入したランドセルの購入金額帯_ランドセル工業会

(出典:ランドセル工業会

少子化の影響やラン活の過熱化もあり、子どもの晴れ舞台に高めのランドセルを購入する方が増えています。

ランドセル工業会の最新の調査結果(2022年)によると、

  • 一番多い購入価格帯:6.5万円以上
  • 平均購入金額:約5.6万円

ランドセルに6.5万円以上かけるご家庭が最も多くなっています。

また、平均購入金額は約5.6万円。

総合して考えると、5万円〜8万円くらいの価格帯のランドセルを買っておけば平均的と言えるでしょう。

高く感じる方もいるかもしれませんが、6年間通して使用するので、1年間あたりの価格はざっくり6分の1と考えてOK。

それに、今のランドセルは昔よりも機能や品質がかなり向上しており、価格の価値は十分にありますよ。

記事後半では、値段別のおすすめランドセルブランドも紹介するので参考にしてくださいね!

商品の決定理由ランキングに値段は入らない?

商品選定における重視点と決め手_ランドセル工業会

(出典:ランドセル工業会

ランドセルを購入した理由に値段は含まれるのでしょうか?

ランドセル工業会の調査結果によると、色やデザインを購入の決め手にする方が多く、決定理由の上位ランキングに値段は含まれませんでした

「値段が理由で購入した」とアンケートで答えにくいかもしれませんが、1500人にアンケートをしていることから、中には「値段が決め手になった」と答えた方もいらっしゃるはず。

それがランキングに表れなかったということは、みなさんあまり値段は意識して購入していないと言えるでしょう。

購入理由の上位ランキングを見ると、「子供の好きな色だった」や「デザインがよかった」「軽かった」などお子さま目線の理由が多かったです。

ランドセルの価格の理由:高いものはやっぱり良いの?

なぜランドセルの価格には幅広い差が生まれるのでしょうか?

確かに高いランドセルの方が品質が良いことは事実。

値段が高くなる理由を知っておけば、ランドセルを納得して購入できます。

値段が高くなる理由としては、大きく

  1. ランドセルの素材:コードバンと牛革が値段高め
  2. 6年間保証があるかないか
  3. 手縫いか機械どちらで作られているか
  4. 有名ブランドとのコラボ品・限定品などの希少価値

があります。

ひとつずつ簡単に説明しますね!

①ランドセルの素材:コードバンと牛革が値段高め

ランドセルの素材には、主に

  • コードバン(馬革):1番高価
  • 牛革:コードバンの次に高価
  • 人工皮革(クラリーノなど):最もお手頃価格

の3種類があり、素材が値段を大きく左右しています。

ただ今は技術が進歩しており、一目ではどの素材を使っているのか分かりません。

各素材の特徴をまとめてみました。

<1.コードバン(馬革)>1番高価!

  • 希少価値が高い
  • 丈夫で多少の傷ならすぐに目立たなくなる
  • 使えば使うほど味が出る
  • ダントツの高級感
  • 3素材の中で最も重い

<2.牛革>コードバンの次に高価!

  • 丈夫
  • 最近はカラーバリエーションが増えてきている
  • 価格帯は5万円〜10万円ほどのモデルが多い
  • 人工皮革よりも重め

<3.人工皮革(クラリーノなど)>最もお手頃価格!

  • 天然素材に似せて作られた人工素材
  • 軽い
  • カラーバリエーションがとても豊富
  • 価格がお得で3万円〜6万円台のモデルが多くを占める

では、どの素材のランドセルを買う方が多いのでしょうか。

購入したランドセルの素材_ランドセル工業会

(出典:ランドセル工業会

近年は「ランドセルの色」を重視して選ぶケースが増えたこともあり、カラーバリエーション豊富なクラリーノを購入する方が最も多くなっています。

また、ランドセルの素材を組み合わせることで軽量化や高級感を出せるようになっており、

  • かぶせ部分→コードバン
  • 肩紐→クラリーノ

といった具合に、部位によって素材が変わることもあります。

②6年間保証があるかないか

ランドセルは買って終わりだけではなく、6年間しっかりと使うことができるよう「6年間修理」の保証が組み込まれている場合があります。

6年間でその保証を使用するかしないかはわからないものの、ランドセルの価格に少しだけ保証料が組み込まれている場合があります。

保証がないランドセルは価格が少しお得なものの、もしお子さんがやんちゃでランドセルを壊してしまった場合に高い修理代を払わなくてはいけなくなる可能性があります。

③手縫いか機械どちらで作られているか

ランドセルを作る方法は大きく下の2種類があります。

  • 手縫い
  • 機械(工場)

手縫いの方が人件費がかかることから、値段は高くなります。

機械で製作した方がコストがおさえられますが、手縫いよりも耐久性は低くほつれなどが起こる可能性も。

今は、ある程度機械で製作してから「人の手で仕上げ+チェック」というブランドが多いので、どこまで人の手がかかっているのかが値段を左右する大きなポイントになります。

④有名ブランドコラボ品・限定品などの希少価値

ランドセルブランドは、自社独自のランドセルの他に有名ファッションブランドや他の企業とコラボをしてランドセルを販売している場合があります。

どこかのブランドとコラボをしていた方が、ランドセルの値段は高くなりがち。

ただその分、希少価値やデザインの面で他のお子さんと差をつけられます。

また、ブランドによってはその年の限定品などを販売している場合があります。

そういった場合も希少価値が上がって値段も少し高くなる傾向がありますよ。

ランドセルの値段別おすすめブランド

ランドセルの値段別におすすめのブランドを紹介します!

値段 おすすめブランド
3〜5万円台 イオンふわりぃ
4〜6万円台 フィットちゃん セイバンカザマランドセル
5〜7万円台 羽倉萬勇鞄池田屋カバンのフジタ
7〜10万円台 土屋鞄鞄工房山本
ご家庭の予算に合わせて、ぴったりのランドセルを見つけてくださいね!

3〜5万円台:イオン、ふわりぃ

【予算3〜5万円台の方におすすめ!】

  • イオンランドセル
  • ふわりぃ

予算3〜5万円台の方にぜひおすすめしたいのが、イオンランドセルとふわりぃ。

とってもお得な価格帯にも関わらず、見た目の安っぽさは感じません。

コスパが良いランドセルを探している方にぴったりです。

各ブランドの特徴を簡単に紹介しますね!

イオンランドセル

3万円台前半から購入できるイオンランドセル。コスパ重視の方におすすめです

みなさんご存知のイオンのランドセル。

3万円台から5万円以下のモデルを多数取り揃えています。

セミオーダーができるなどこだわり派にも対応。

全国のイオンで修理を受けつけてくれるので保証面も安心ですよ。

イオンランドセル 公式サイトへ

関連記事:イオンのランドセルの口コミ評判【豊富なラインナップ!】

ふわりぃ

最新モデルのカタログ資料請求受付中です!

軽さとコスパに優れたふわりぃ。

お子さまの肩にしっかりと合うように「ふわりんこショルダー」「ぴったんこラクティ」など背負いやすさにもこだっています。

最安モデルは3万円台後半(オンライン価格)。公式サイトから購入すると、通常価格よりもお得なオンライン価格でゲットできますよ。

使い終わったランドセルをミニチュアに加工してくれるサービスも行っています。

ふわりぃ公式サイトへ

関連記事:ふわりぃのランドセル口コミ・評判|軽く、かろやかに小学校へ!

4〜6万円台:フィットちゃん、セイバン、カザマ

【予算4〜6万円台の方におすすめ!】

  • フィットちゃん
  • セイバン(天使のはね)
  • カザマランドセル

予算4〜6万円台の方におすすめしたいのが、フィットちゃん、セイバン、カザマランドセル。

このあたりはランドセルの人気価格帯で製品数が多いので、多数の種類の中から選べますよ!

各ランドセルブランドの特徴を簡単に紹介しますね。

フィットちゃん

4〜6万円台のモデルが豊富なフィットちゃん。最新モデルの無料カタログ請求も受付中!

その名の通り、体にフィットするランドセルを製造しているフィットちゃん。

お子さま心をぎゅっとつかむ、可愛い/格好いい装飾がついた豊富なデザインの中から選べます。

豊富なデザインの中から選びたい方におすすめ。

フィットちゃん公式サイトへ

関連記事:フィットちゃんのランドセル口コミ・評判|「安ピカッ」で登下校の安心度を上げよう!

セイバン(天使のはね)

最新モデルの無料カタログ請求を受付中です

「天使のはね〜」のCMでもお馴染みのセイバン。

ランドセルの名前の由来にもなっている「天使のはね」は、両肩の付け根部分に付いた白い樹脂。

「天使のはね」のおかげで圧倒的な背負いやすさを実現しています。

「3Dベルト」、「せみね」など背負い心地への工夫が多く、6年間の背負いやすさが続きます。

セイバン 公式サイトへ

関連記事:セイバン天使のはねのランドセル口コミ・評判|なんと言っても天使のはね!

カザマランドセル

2024年モデルの無料カタログ請求受付中!

カザマランドセルは奈良県発祥の有名老舗ブランド。

関西では知らない人がいないほど人気のランドセルです。

職人が丹精込めた手作りのランドセルは、耐久性もバッチリです。

カザマランドセル 公式サイトへ

関連記事:カザマランドセルの口コミ・評判|子どもの心にぐっと刺さるデザイン揃い

5〜7万円台:羽倉、萬勇鞄、池田屋、カバンのフジタ

【予算5〜7万円台の方におすすめ!】

  • 羽倉(HAKURA)
  • 萬勇鞄
  • 池田屋
  • カバンのフジタ

このあたりから、少し高級志向と呼ばれる価格帯になってきます。

各ランドセルブランドの特徴を簡単に紹介しますね。

羽倉(HAKURA)

2024年モデルの無料カタログ請求受付中。家族で一緒に見やすいカタログを無料配送してもらえますよ!

羽倉(HAKURA)は「鞄の街」豊岡市のランドセルブランド。

大人も羨ましがるほどの高級感があるランドセルを製作しています。

耐久性が高くクラシックなスタイルが人気で、独自の製法で牛革ながらもカラーバリエーションがとっても豊富。

お子さまのお気に入りのカラーが見つかりますよ!

羽倉 公式サイトへ

関連記事:羽倉のランドセルの口コミ・評判|職人技が光る鋲なしのかぶせ

萬勇鞄

2024年度モデルの無料カタログ請求受付中!

ランドセル職人による手縫い縫製ながら、手が届きやすい5〜6万円台のモデルを多数製作している「萬勇鞄」。

刺繍やステッチにこだわりがあり、お子さまからの人気も高いです。

コードバン製のランドセルも販売していますよ。

萬勇鞄 公式サイトへ

関連記事:萬勇鞄ランドセルの口コミ・評判【手縫い・手作りにこだわり】

池田屋ランドセル

2024年モデルのカタログ請求受付中!この機会に取り寄せましょう!

2020年に創業70年を迎えた老舗ブランドの「池田屋ランドセル」。

昔ながらのクラシックなデザインのランドセルが多いのが特徴。

細部までこだわり抜いて製作しているので、耐久性もバッチリ。

オーダーメイドにも対応しており、夢をたくさん詰め込んだ世界に1つだけのランドセルを作れますよ。

池田屋ランドセル公式サイト

関連記事:池田屋のランドセル口コミ・評判|シンプルながらも高品質でこだわりの逸品

カバンのフジタ

2024年モデルの無料カタログ請求受付中!

お子さまの負担を軽減するために、鞄のヘリを2cmカットしてコンパクトな形状のランドセルを製作している「カバンのフジタ」。

丈夫さも意識して設計されているため、6年間しっかり背負えます。

光の角度でランドセルの側面が虹色に輝くモデルも人気を集めていますよ。

カバンのフジタ 公式サイトへ

関連記事:カバンのフジタのランドセルの口コミ・評判【虹色に光る】

7〜10万円台:土屋鞄、鞄工房山本、萬勇鞄

ここからは高級と呼ばれる価格帯です。大人のこだわりもお子さまのこだわりも両方詰め込め込めます。

【予算8万円台〜の方におすすめ!】

  • 土屋鞄
  • 鞄工房山本

各ブランドの特徴を簡単に紹介しますね!

土屋鞄

土屋鞄ランドセル
2024年モデルのカタログ請求が始まっています。毎年完売が早いので今のうちに取り寄せておきましょう!

職人による精巧な作りとシンプルで美しいデザインが人気の工房系ブランド。

色味にとことんこだわっており、「土屋鞄だけ」の上品なカラーが特徴です。

毎年完売が早いので、気になる方はまずは早めにカタログ請求してくださいね!

土屋鞄 公式サイトへ

鞄工房山本

2024年モデルのカタログ請求受付中!

革職人がひとつひとつ製作している高級ランドセル「鞄工房山本」。

革素材の品質に非常にこだわっており、コードバン製のランドセルが特に人気。

厳選した天然皮革を使用しているので、使うにつれて素敵な味わいが出てきますよ。

鞄工房山本 公式サイトへ

関連記事:鞄工房山本のランドセル口コミ・評判|デザイン豊富でこだわり派も◎

ランドセルの値段でいじめられるって本当?

ランドセルの値段が原因でいじめられることはあるのでしょうか?

そんなことはまずありません。

ランドセルの値段によっていじめが起こることは、ほぼありません。

「〇〇(ブランド名)のランドセル」と言っても、価格帯に相当な開きがあります。

価格帯が比較的お得なブランドでも、オーダーメードやカスタマイズをすれば価格はいくらでも高くなります。

またその逆もあり、値段が高めのランドセルブランドでも、カスタマイズをほぼ無くし付属品も無くせばお得な値段で購入できます。

よっぽどランドセルを調べ尽くしている人でない限り、ぱっと見で値段がわかる方はほとんどいません。

「よそはよそ、うちはうち」。

どうしても気になる場合はママ友に探りを入れてみてもよいですね。

まとめ:お子さんの意見を尊重して予算に合ったランドセルを選ぼう

ランドセルを使うお子さまの意見を第一に考えて「お子さんが愛着を持って使えるランドセル」を選びましょう。

高いランドセルには高いなりの理由がありますが、いくらのランドセルを買ってあげたかは、大人の自己満足にすぎません。

どれだけ高額なランドセルを買い与えても、お子さんが気に入らなければ大事に使ってもらうのは難しくなります。

お子さまの好きなカラーやデザイン、背負いやすさなどを重視してランドセルを選ぶと失敗が少なくなりますよ。

ランドセルの予算上限がある方は、予算に合ったランドセルの中からお気に入りを見つけてくださいね!

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