小学生になると幼稚園の頃よりも少し大人から手が離れ子供だけで投稿するようになります。
子供だけで登校するようになるとどうしても心配なのが子供を狙った犯罪です。
考えたくないことではありますが、犯罪がなくならないことも事実です。
少しでも子供が犯罪に合わないために持たせておきたいものが「防犯ブザー」です。
現在では配布される学校も多いものの。配布されるものは価格が安いものも多く壊れやすいことも事実です。
今回は、小学生におすすめの防犯ブザーについてご紹介します。
なぜ防犯ブザーが必要なの?
小学校への入学を機に子供は子供同士で通学するようになり親から少し手が離れます。
親も小学校入学すると働き始める家庭も多く、
- 子供動詞の交友関係が広がる
- 行動範囲も広がる
ことから大人の目が離れる機会も増えてきます。

ALSOKが警視庁の調査を元に作成したアンケートによると、子供に対する犯罪数は年々現象しています。
ただ、悲しいことに完全にゼロにならないことも事実です。

学校別にみても、子供が親の手から離れる小学生から犯罪数は増えています。

特に、
- 登校中
- 下校中
- 帰宅途中
防犯ブザーは役に立つの?
とは言っても本当に防犯ブザーは役に立つのでしょうか?
せっかく防犯ブザーを持っていても抑止力にならなくてはなんの意味もありません。
事例を調べてみると防犯ブザーを鳴らすことによって被害を免れた例も多くあるようです。
女子児童が下校途中、後ろから近づいてきた男に「お菓子を買ってあげるからこっちへおいで。」などと声をかけられた。女児が持っていた防犯ブザーを鳴らすと、男は走って逃げて行き、被害を免れた。
女子児童が下校途中、路上に停車中の車の脇に立っていた男に「お菓子を買ってあげるから車に乗って。」などと声をかけられた。
女児が逃げると、男が追いかけてきたため持っていた防犯ブザーを鳴らすと、男は走って逃げて行き、被害を免れた。https://www.pref.shizuoka.jp/police/kurashi/kodomo/boshijire.html
大阪府警では、ホームページ上で防犯ブザーの携帯を推奨しています。
福岡県警では、県内の主要駅で防犯ブザーの無料貸し出しを行っています。
愛知県警では子供向けではありませんが、メーカーと共同で防犯ブザーを開発するなど各都道府県が、防犯ブザーの携帯を推奨しています。
防犯ブザーの選び方

防犯ブザーを携帯した方がいいことはわかったとは言え防犯ブザーは様々なものがあります。
小学校入学時に防犯ブザーをもらうことのできる学区もありますが、故障をしていたり、機能がいまいちな場合もあるようです。
- 音量
- 電池の種類
- 音の出し方・止め方
- 便利機能
とあるので順にご説明していきます。
音量の目安
防犯ブザーの音量は選ぶ上で1番気にしておいていただきたいポイントです。
まず、音量が小さすぎると防犯ブザーを鳴らしても、周りに聞こえず効果を発揮してくれません。
音量は「dB(デシベル)」と言う単位で表されます。
目安は85dB以上の音がなるものを選ぶこと。
85dBは救急車のサイレンよりも大きな音になります。
救急車の音より大きな音になるとかなり大きな音になるので目立ちますね。
中には、100dB以上の音量が出るものも販売されています。
電池の種類
電池が消耗すると音の大きさが小さくなるので、電池の種類も把握しておきたいポイントです。
- ボタン電池
- 単4電池
- 充電式
が主流になっています。
いざと言うと言う時に音がならないと意味がないので、時々音を確認したり、一定の期間で電池を変えておきましょう。
音の出し方・止め方を確認
音の出し方も確認しておきたいポイントです。
子供が緊急時に使うものなのでなるべく、使いやすいものを選びましょう。
- 紐を引く
- ピンを引く
- ボタンを押す
の3種類が主流な音の出し方になります。
紐引く
ブザーから紐を引くタイプはランドセルに取り付けても引っ張るだけでいいので簡単に音を鳴らすことができます。
ただ、何かの拍拍子に紐が引っかかってしまい引っ張られると誤作動を起こしてしまうかもしれない可能性もあります。
ピンを引く
ピンを抜くと音がなるタイプは、紐と同様に引っ張るだけで、音を鳴らすことができます。
ピンを一度引くとピンを元の位置に戻すか、電池がなくなるまで音が止まりません。
ただ、誤作動でピンを引っ張ってしまいそのピンをなくした場合は、音が鳴り続け今後使うことができなくなってしまいます。
ボタンを押す
ボタンを押すタイプは、ボタンを押すだけで音が鳴ります。
ボタンを押すだけで音が鳴り、ボタンをもう一度押したり押しているボタンを離したりすると、音がなるので誤作動が起きてもすぐに対処することができます。
ただ緊急時に、相手に防犯ブザーを取られてしまった際は、簡単に音を消すことができてしまうので注意が注意が必要です。
防水
防犯ブザーはランドセルにつけておくことが多いです。
ランドセルは通学時に雨にさらされることが多いので、雨に濡れて防犯ブザーが壊れてしまうこともあります。
防水性能があると壊れる可能性も低くなるのでおすすめです。
その他の便利機能
そのほかにも防犯ブザーに便利な機能が付随している場合もあります。
防犯ブザーは音を鳴らすことが目的なので音が鳴れば一旦は良いものの、そのほかにも便利機能がついているとさらに安心です。
反射板
防犯ブザーがそのまま反射板の役割を果たしている場合もあります。
暗い夕暮れ時でも光に当たると反射して光ってくれるので、安全に帰宅することができます。
ライト
防犯ブザーがそのままライトになるものもあります。
暗い夜道で活躍することはもちろんですが、もし災害に合ってしまった際もライトで足元を照らすことができます。
ただし、ライトを使うと通常の防犯ブザーよりも電池の減りが早くなるので注意が必要です。
GPS
数は少ないもののGPS機能は子供がどこにいるのかも合わせて知ることができるので安心です。
子供が通学時にどこにいるのかを知ることができたり、離れていても子供がどこにいるのかを地図上で知ることができます。
ブザーを鳴らすと、アラートで位置情報を教えてくれたり子供が不審者情報のあったエリアに近づくとアラートで教えてくれる機能があるものもあります。
ただ、GPSがついている分値段が高かったり、月額費用がかかったり、と金銭面の負担が増える場合もあります。
小学生におすすめの防犯ブザー10選
では小学生におすすめの防犯ブザーをご紹介します。
Prtukyt 防犯ブザー

アマゾンより
音量 | 130dB |
鳴らし方 | ボタンを押す、ピンを引く |
電池 | 充電式 |
防水 | ○ |
その他機能 | LEDライト |
130dBの大音量で音が鳴るところが大きなポイント。ボタンを押す、ピンを引く2パターンで鳴らすことができます。
LEDライトもついており、その上防水機能も備わっているので防犯ブザーに必要な機能を全て兼ね揃えていると言えます。
30分の充電で1年間充電も持ってくれます。
Lankey 防犯ブザー

アマゾンより
音量 | 140dB |
鳴らし方 | ピンを引く、ボタンを押す |
電池 | 充電式 |
防水 | × |
その他機能 | ダブルLEDライト、USB充電機能 |
何より、音量が大きいことがポイント。140dBとなっているのでこれ以上に音量の大きな防犯ブザーはほぼありません。
LEDライトもついているので緊急時にあかりで照らすこともできます。
USBで充電できるので簡単です。
アーテック「防犯ブザー」

アマゾンより
音量 | 90dB |
鳴らし方 | 紐を引く |
電池 | 単4電池×2 |
防水 | ○ |
その他機能 | 反射シール、ライト |
かなりシンプルな作りの防犯ブザーです。
全国防犯協会連合会の優良防犯ブザー推奨品で安心して利用することができます。
学校で配布されるものがこのモデルが多いので、子供がもし配布品を壊してしまってもみんなと同じものを利用することができます。
Egomall 大音量防犯ブザー

アマゾンより
音量 | 120dB |
鳴らし方 | ピンを引く |
電池 | 単5電池 12V 23A |
防水 | × |
その他機能 | 特になし |
シンプルな見た目の防犯ブザーですが、これだけで120dBの音量を鳴らすことができます。
シンプルなデザインなのでランドセルにつけてもミスマッチすることはありません。
MI-GOBOY

アマゾンより
音量 | 100dB |
鳴らし方 | ピンを引く |
電池 | ボタン電池×2 |
防水 | × |
その他機能 | 特になし |
見た目がシンプルなデザインなので一見防犯ブザーとはわからない見た目です。
カラビナで装着することができるので、ランドセルにつけた際に取れづらいのでヤンチャな子供でも安心。
大きさは小さいのですが、100dBの音量を出すことができます。
レイメイ藤井 防犯ブザー

アマゾンより
音量 | 94dB |
鳴らし方 | 紐を引く |
電池 | 単4電池×1 |
防水 | ○ |
その他機能 | 耐衝撃、電池切れお知らせ機能、LEDライト |
乾電池1本で動きますが、LEDライト付きで94dBの音量で鳴ります。
電池切れを教えてくれるので電池交換がしやすく便利。
耐衝撃、防水機能付きで性能が高いです。
防犯ブザー ぷちアラーム

アマゾンより
音量 | 100dB |
鳴らし方 | 紐を引く |
電池 | ボタン電池×4 |
防水 | ○ |
その他機能 | LEDライト |
コンパクトなのでランドセルにつけてもあまり目立たないところがポイントです。
コンパクトなのですが、100dBと大音量でなりますし、防水機能も完備しています。
また、LEDライトもついています。
STAD防犯ブザー

アマゾンより
音量 | 93dB |
鳴らし方 | ピンを引く |
電池 | 単4電池 |
防水 | × |
その他機能 | LEDライト |
1度作動させると5時間作動する機能性がポイント、LEDライトも付属しています。
子供の防犯意識を高めるテキストもついており一緒に読むことで意識を高めることができます。
アスカ 防犯ブザー 反射タイプ

アマゾンより
音量 | 85dB |
鳴らし方 | 紐を引く |
電池 | ボタン電池×2 |
防水 | × |
その他機能 | カーライト反射 |
見た目は反射板なのですが、防犯ブザーとして作動します。
音量も85dBと十分。
反射盤としてつけておいて予備の防犯ブザーとして役立ちます。
俊足ブザー

アマゾンより
音量 | 90dB |
鳴らし方 | ピンを引く |
電池 | 単4電池×2 |
防水 | ○ |
その他機能 | 特になし |
スポーツシューズで有名な俊足の防犯ブザーです。
防水機能もついているので雨の日でも安心です。
防犯ブザーを使う上で気をつけるポイント

防犯ブザーを使う上で気をつけるポイントをご紹介します。
いつでも使えるような場所に携帯する
防犯ブザーは緊急時に使うことができなければ意味がありません。
できるならランドセルの外側につけていつでも使うことができるようにしておくことが理想的です。
壊れるかもしれないからといって、ランドセル内側にしまっておいたりするといざと言う時に取り出して鳴らすことができません。
使い方を教える
防犯ブザーの使い方はしっかりと子供に教えておきましょう。
鳴らす方法は引っ張る、ボタンを押すなど簡単ですが、音の止め方も教えておきましょう。
緊急時以外にも間違って誤作動を起こしてしまう場合があります。
音も大きいので、誤作動を起こすと子供は気が動転して音を止めることができない場合もあります。
鳴らし方だけではなく止め方も教えておきましょう。
壊れていないか確認
特にヤンチャな子供であったり、低学年のうちはランドセルを雑に扱ってしまうので、防犯ブザーに同じく衝撃が加わってしまい壊れやすいです。
壊れていてはいざと言う時に使うことができません。
月に1回ほどで良いので音を鳴らしてみて壊れていないか確認するようにしましょう。
いたずらをしないように教える
大きな音がなるので、子供にとって防犯ブザーは楽しいおもちゃにもなってしまう場合があります。
そのため、防犯ブザーは緊急時にしか使ってはいけないとしっかりと子供に伝えておきましょう。
普段からいたずらで大きな音を出していると、近所の人はいざと言う時に使っても気づいてくれません。
周りの子供にも迷惑がかかるので子供に徹底して伝えておきましょう。
防犯ブザーと合わせて覚えておきたい約束「いかのおすし」

http://city.mishima.shizuoka.jp/ipn001212.htmlより
防犯ブザーの使い方と一緒に覚えていきたい通学、外出時の約束があるのでご紹介します。
- いか
→どんなに優しい人でも、どんなことを言われても、知らない人にはついていかない - の
→知らない人の車にはのらない - お
→おおごえで叫ぶ - す
→安全なところまですぐ逃げる - し
すぐにおうちのひとにしらせる
常に子供に約束を言い聞かせることでもしもの際にも最善の対処をすることができます。
まとめ:防犯ブザーをランドセルにつけておけばもしもの際も安心
防犯ブザーを子供に持たせておくだけでも親はかなり安心することができます。
何も合わないことが1番ですが、いざと言う時のために持たせておいて損はありません。
常に子供と、何かあった時の対応について話し合っておいて最善の対処を子供が取れるようにしておきましょう。
こちらのページでは私のラン活失敗談を元におすすめのランドセルを紹介しているので合わせてチェックしてみてください。