一生に一度しかない「小学校」
親は少しでも友達がたくさんできてどんな子とも仲良くすることを望んでいます。
そんな中一度でもみなさんが考えたことがあること
「ランドセルでいじめられないかな?」
ランドセル選びを失敗してしまったがばかりに子供がいじめられてしまう。
そんなことは絶対に避けて通りたいです。
はじめに:ランドセルのいじめは「ほぼ」ない
私たちの時代(いろんな方がこの記事を読んでいただいていると思いますが、少なくとも私が小学校に入学した25年ほど前)
は、ランドセルでいじめられることはありました。
ですが、今は
「ランドセルでいじめられることはほぼありません。」
ほぼと付けたのは100%いじめがなくなることは残念ながら絶対ないからです。
ですが、少なくとも私の子供の学年ではいじめはありませんし噂も聞いていません。
というのも、小学校に入学する前の間に子供に多様性に関する教育をしていることが挙げられます。
私たちの時代は、周りと同じでなければいけない「同調文化」がありました。
ですが、今の時代はみんな個性があって自分の好きなことをする多様性を認める文化が広がっています。
昔はランドセル以外にも
- 転校生
- ハーフ
などなどでいじめられることも少なくともありましたが今はそんなことありません。
保育園や幼稚園でも自分と違うことを認めることを教えてくれているので、子供が多様性を許容する範囲がかなり広がっています。
ランドセルのいじめの2パターン
私の子供の周りにいじめはほぼないとはいえ、お悩み解決サイトや周りのママ友をみているとなやんでいる方もいらっしゃいます・・・
いじめのパターンは実は2種類あります。
- 子供のいじめ
- 親のいじめ
子供だけかと思いますが、親のいじめのパターンも実はあります。
順に事例と一緒に紹介をしていきます。
子供のいじめ
子供のいじめはそのまま、子供がいじめをしてしまうパターンです。多様性を認め合うようになってかなり数は減っています。
子供がいじめる理由は
- 色
- デザイン
に関連する単純なものが多いです。
いじめの原因を聞いても「こんなことで?」
というものが多く、親が怒ると止めることが多いです。
色
子供がこげ茶のランドセルがいいと言ったので、こげ茶なら派手でもないしいいかと思って買って入学したら
クラスの目立つ子に「うんこ色」と言われてしまいました。
大人には好評でいい色と言われたはずなのに・・・
私の子供はあまり気にしていなくて先生も注意したら「うんこ色」と言われることはなくなりましたが、子供はそんな些細なことも突っ込んでくるんですね。
29歳 男の子のママ
他の子との違いを出すためにも大事なポイント。ランドセル選びでもこのポイントを重点的に選ぶ方も多いはず。
このママのパターンは大人には好評だったのですが、子供にはその色が「うんこ」の色に見えてしまい。
こげ茶=うんこ色
と直結してしまったみたいです。
特に目立つ子が、何かを言うとそのまま広がってしまうことが多いです。
また、1人だけ奇抜な色すぎると、悪目立ちする場合もあります。
デザイン
かぶせ型の普通とは少し違うランドセルにしたら、クラスにかぶせ型のランドセルが1人だったみたいで、
生活科の「ランドセルの使い方」みたいな授業で自分だけ、使い方が少しだけ違ったので授業についていけなかったみたいです。
いじめ?にまではならなかったですけど子供は少し恥ずかしかったみたいです。
32歳 女の子のママ
今ではランドセルはたくさんの種類のランドセルが販売されています。ですが中には珍しいタイプんランドセルもあります。
この方のパターンは、「かぶせ型」という少し珍しい型のランドセルを購入されました。
同じランドセルなので使い方は同じなのですが、デザインの違いで恥ずかしい思いを子供がしてしまう場合もあるようです。
また、刺繍や装飾がたくさん入ったランドセルも、低学年の頃は刺繍を羨ましがられていたけど、高学年になるにつれて刺繍が子供っぽいと言われてしまうこともあるようです。
親のいじめ
親のいじめが1番面倒なパターンです。子供よりも考え方が凝り固まっている分ママ友内ではばにされてしまうこともあるようです。
親がいじめられているだけなら気にしない方が多いと思いますが、そのいじめが子にまで行くと嫌ですよね。
親のいじめは学区や地域によってかなり差があります。「一般的」ならいいのですが、
- 私立やレベルの高い学区
- 田舎の他の人があまり入ってこない地域
などでは親のいじめも起こりやすい傾向にあるようです。
親のいじめは、子供のように色やデザインではなく
- 値段
- ブランド
などの「地位や名誉」に関することが多いです。
値段
ランドセルなんて、物を入れるだけと考えていたので子供に安いランドセルを買い与えました。
子供も気にいって使っているしいいかなと思っていましたが、私のことをあまりいいと思っていないママがいたらしくそのママが「〇〇さんの家は貧乏だから高いランドセルを買えない」と流したらしく・・・
噂好きの方なので、かなりその噂が広がってしまいました。
結果子供にいじめの矛先が向く前にランドセルを買い換えました。
みなさん注意してください。
35歳 女の子ママ
ランドセルの値段は子供には全く関係ありませんが、親の間ではカーストを作るポイントにもなってしまうようです。
値段で見た目に全く違いはないものの、どうしても「安いランドセル=貧乏」と繋がってしまう方も多いようです。
今の時代、どこにお金をかけるかが全く違うので高い物を買うことがいいわけではありません。
また、安いからいじめられるだけではなく、高すぎるランドセルを使っているからいじめられるパターンもあるようです。
ブランド
私の学区は少しだけ高級住宅街と呼ばれる学区なのですが、周りのママ友のランドセルのマウントの取り合いがすごく、
「〇〇カタログ取り寄せた」
「〇〇」の限定モデル買った
などなど話し合っていました。噂である程度のブランドランドセルを買わないと子供がいじめられると聞いたので泣く泣く高級ブランドランドセルを買いました・・・
30歳 男の子ママ
普通の学区ではあまりありませんが、高級住宅街の学区であったり、私立の小学校だと、少なからずブランドによるいじめもあるようです。
ランドセルのブランドである程度の価格帯がわかってしまいます。
そう言った場合はブランドでも価格帯が広いランドセルを選ぶとわかりづらいです。
ランドセルでいじめに合わないための方法3選
どんなことでいじめに合うかもしれないかわかったところでいじめに合わない方法をご紹介します。
ランドセルでいじめに合わないようにするためには
- 色やデザインは無難なものにする
- ママ友と事前に話す
- 事前に学区などを調査する
の方法があります。
色やデザインは無難なものにする
まず子供がランドセルでいじめに合わないためには色やデザインは無難にしておいたほうがいいかもしれません。
ランドセルが個性的であったり派手であったりすると子供も目立ちます。特に大人しい子供は色やデザインは控えめにしておいた方が悪目立ちしないですみます。
そのため子供としっかりと話し合って親の意見を押し付けない程度にして選びましょう。
また、人気の色やデザインを選ぶと周りに同じタイプのランドセルを使っている子供が多いので子供もいじめられづらくなります。
関連記事:ランドセルの人気色はどんな色がおすすめ?男の子・女の子別にトレンドをご紹介
ママ友と事前に話す
ランドセルを買う前にママ友と事前にランドセルについてはなしたり、して情報収集をすることがおすすめ。
- どのブランドを買うのか
- どれくらいの予算があるのか
- どんな色やデザインのランドセルを買うのか
など事前に話して情報を仕入れておくと、ランドセルを買う際に悪目立ちしてしまうランドセルを買う可能性が低くなります。
事前に学区などを調査する
周りのママ友と話すだけではなく事前に子供が通う学区や、私立の場合はどんな子が通うかなどは事前に調べておきましょう。
例えばですが、学区が少し高級住宅街そうな学区であれば、少しだけ高めのランドセルを購入するなど、
どんな層の方が通っているのかなどをあらかじめ確認するだけでも、ランドセルを買っていじめに会うことは減ります。
まとめ:ランドセルでいじめが起きることはほぼないけど事前に対策はしておこう
ランドセルでいじめがおこることはほぼありません。ただ100%いじめがないと言い切ることもできません。
事前に対策をしておくことでいじめられる可能性を減らすことができます。
ランドセルを買う前に下調べをしっかりとして他の人がどんなランドセルを買うのか知った上でランドセルを買うといじめにつながりにくいはずです。
こちらのページでは私のラン活失敗談を元におすすめのランドセルを紹介しているので合わせてチェックしてみてください。